【武蔵小杉 保活1】 保活がやってきた

【保活がやってきた】

 

2016年6月に待望の第一子が誕生。

噂に聞いていた「保活」がやってきました。

 

神奈川県川崎市の武蔵小杉(以下、小杉)に住んでいます。

 

小杉在住の友人の「子育ての先輩」たちに、新生児グッズや子育て、保活のことを聞いてみても、「あー覚えてないわ」「保活、嫁さんがやってたし」みたいな返しが多いので、小杉在住者のお父ちゃんの初めての子育て・保活のことをリアルタイムに書いていこうと思います。ちなみに「保活はお父ちゃんの仕事!」と決めたのは私自身で、妻が面倒くさがっているわけではありません。

 

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先にスペックと状況です。

 

後から書きますが、保活では「会社員なのか自営なのか」「第一子なのか二人目以降なのか」「介護者はいるか」等々が認可に入れるか否かの判断材料になっています。そして、「世帯年収」が多いほど、入りづらくなります。(この点に関しては当初「どうして頑張って仕事して稼いで税金を多く納めている側が入りづらいんだ…」と納得できなかったこともありますが、それも機会があれば追々と)

 

私も妻も30代後半、仕事と収入は、私が自営業で約1,500万円、妻が大企業の契約社員で約500万円。昨年度、保活にむけた節税はしていません(そういうことまですると後で知りました)。ここ数年で林立したタワーマンション購入者ではなく、15万円の賃貸マンションに住んでいます。妻は2017年4月からの仕事復帰を目指しています。

(ちなみに私は会社員からの独立当初、仕事が何も決まっていなかったので、無報酬期間がありました。貯金を減らしながら営業していました。…というような事実や思いを区役所の方に伝えてみましたが、もちろん考慮されません)

 

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そもそも、「あれ、想像以上に保活って大変なのかも」と気づいたのは、産まれた直後に参加した保活セミナーでした。妻が勤める大企業が、社員とその家族向けに主催したセミナーで、私ひとりで参加しました(産まれたばかりだったので)。

 

そこで、保育所にも多様な種類があることや、認可保育所であっても最後の選考基準は年や月によって異なるということを初めて知ります。

 

保活前の方も読むかもしれないので、一応、種別です。

 

認可保育所

  ∟公立

  ∟私立

・認可外保育所

  ∟自治体の助成ありの施設(小杉のある川崎市は「認定保育園」です)

  ∟自治体の助成なしの施設

  ∟病児保育所

 

それ以外にも

 

・小規模保育

・家庭的保育

認定こども園

 

があります。簡単に言えば、「国の認可を受けた保育所(→申込先は国)」と「国の設置基準をクリアしていない(できないorするつもりがない)それ以外の保育所(→申込先は保育所に直接)」と「その他」です。

 

日々通る道すがらにも、保育所がいくつかあるので気にはしていましたが、保活セミナーを受けながら、「あれ、あそこって認可、認定どちらなんだろう」と早く帰って調べたくなってきました。

 

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そう、始まりは保活セミナーでした。

 

産まれてからまだ1週間。「本当に本当に無事に産まれてきてくれてよかった!ありがとう!」の一心から、徐々に「健康だろうか」「どんな子に育っていくのだろうか」を考え始める余裕がでてきたくらいのモードから、一気に現実モードに引き戻したのは、セミナー会場で資料をめくったときでした。

 

「1.保活の基本スケジュール」

 

うん。

 

「妊娠中」

 

ん?

 

「妊娠中…自治体のHPをチェック、自治体の担当課を訪問。保育所の案内冊子を読む。保育所を地図上にマッピング候補保育所を選ぶ」

 

うん?ええと、うち、先日、産まれましたけど。

 

恐る恐る次のページへ。

 

「産前休暇中」

 

そ、そうですよね、たぶんそうくると思った。

 

「産前休暇中…候補保育所リストの表を作る。保育所の見学をスタート~まずは認可保育所から!」

 

「!」と言われましても。

 

そうか、保活は妊娠が分かった時からするものなのか。

 

【学び1】保活は妊娠発覚したら始めるもの

 

と保活セミナーで知ったものの、すでに産まれています。「そういうの、早く言ってよ~」です。

 

講師の話はトントン進み、メモも増えます。

 

「役所には何度も訪問して最低でも顔と名前を覚えてもらう」

「通える可能性のある保育所はすべて見学にいく気持ちで」

「申込書には添付書類を添える」

 

など、まじっすか、という話が続きます。

 

書類買いて終わりじゃないのか。

 

さらに知らなかった事実が突き付けられます。

 

認可保育所でも、申込時期は決められていますが、最後の最後の選考基準は年によっても月によっても異なったりします」。

 

え。

 

「点数化されますが、同点の人が複数出てくるので、その際にどう決めるかは自治体によってことなるんです」

 

は、早めに区役所いかねば。

 

そう思い、中原区役所を訪ねたのは数日後のことでした。